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知的財産を活用した、新たな成長分野への事業構造転換

事業者情報

企業名
株式会社中谷製作所
所在地
横浜市鶴見区駒岡5-5-44
業種
製造業
相談内容
その他

当社は、昭和42年6月(業歴55年)に設立した神奈川県横浜市に所在する、金属加工製造事業者である。

創業よりプレス・金型の金属加工技術を強みとして、下請事業者として発展してきたが、国内製造業の海外移転、国際競争の激化により事業構造の転換が求められていた。様々な取り組みにより次第に成果が見えてきた。

現状・相談のきっかけ

当社は、金型事業・プレス加工事業・産機事業の3事業を行っています。過去の主力事業であった、プレス・金型加工は国内製造業の海外移転等により、縮小傾向が著しいため、これまでの製造技術を応用し、知的財産の獲得や、独自技術を強みとする自社製品(産機事業)製造販売に比重を移すことを目指していました。このような背景のもと、神奈川県の補助金活用がきっかけで、神奈川県よろず支援拠点に来訪されました。

課題内容

従来の主力事業であった、金型事業・プレス加工事業が環境変化により低迷する一方で、産機事業(自社製品)の売上が伸びてきており、現在では主力事業に育ってきていましたが、持続的な成長を行うためには、当社の技術力を活かして、①産機事業(自社製品)のさらなる売上拡大 ②総合的な中期経営計画の策定とその実行 ③新たな自社製品の量産化対応と販路開発 といった多岐にわたる成長プランの策定と実行が必要でした。

支援内容

従来事業の強みを活かして成長分野で飛躍を

よろず支援拠点における「成長伴走支援」制度の活用を提案し、下記の取り組みを行いました。

  • 財務状況、取引状況、顧客別売上状況、事業部別損益状況などから経営分析を行い、現状を把握。
  • 現状把握を踏まえ、中期成長方針と経営目標を設定。 
  • 方針と目標を達成するためのアクションプランを策定し実行中。

知財展開・知財活用ではINPIT(知財総合窓口)、また、販路開拓では中小機構販路開拓コーディネーター事業と、各支援機関と連携しながら成長支援を行っています。

ポイント

当社の強みの源は金型・プレス加工技術です。強みの喪失にならないように、この事業を継続しつつ新たな成長分野で収益拡大を図ることが、当社の継続的発展につながると考えて支援を行いました。

成果・今後の展望

当社の成長分野である、産機事業(タッピングユニット)において、韓国商社と連携し、韓国の大手企業(電機・半導体・自動車)との取引が実現しました。また、産機事業における、新商品(特殊ゆるみ止めナット)の量産化対応も完了しました。策定した中期経営計画(成長計画)に基づき、国内・海外販路開拓、知的財産の活用の取組を行っていくことで、収益拡大を図っていきます。

相談者の声

地球規模で、生産地が成長地域へシフトしている現在では、過去の業態では生き残れないと思っています。神奈川よろず支援拠点と策定した、成長計画と目標を達成することで、「100年企業」を目指していきます。

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