現状・相談のきっかけ
「Bar HATIS」の運営、コーヒー豆のオリジナルブレンド商品“とびきり厚木ブレンド“の拡販などで日頃からよろず支援拠点が支援を行っていました。今回はコロナ禍でも揺るがない、もう1本の事業の柱を作りたいとのこと。相談者の妹さんがパティシエの経験を持つことを活かし、テイクアウト中心の焼き菓子とコーヒーのお店を企画することとなりました。
課題内容
「焼き菓子をつくれる人材がいるから、焼き菓子のお店を出す」という考えからのスタートだったため、ターゲットの絞り込み、コンセプト、利用シーンなどがまだ定まっていませんでした。資金も潤沢にある状況ではない中で新店舗展開を成功させるためには、企画段階からもう一度練り直す必要がありました。
支援内容
『HATIS COFFEE~焼菓子と珈琲』厚木から首都圏へ
厚木だけで終わらない、厚木から首都圏へ飛び出していけるようなブランドを作ろうと提案しました。厚木市民の誇り、自慢、そんなことを将来は喚起できるようにしたいと考え、ターゲットは厚木在住の「若いママと小さな子供」としました。厚木は子育て支援が手厚いことから、近隣から移住する若いファミリーも多く、県内でも子育ての街という認識があります。そこで厚木にマッチしたターゲット「若いママと小さな子供」を設定しました。
ポイント
首都圏に飛び出すことを考えるとデザインは最重要課題。店舗、ロゴ、WEB、パッケージなど、トータルに対応できるデザイナーを紹介しました。また、相談者が厚木を前面に出したいと考えていたことから、厚木産はるみ米を使用した米粉焼菓子について、滑らかな口あたりを目指し、厚木市内で販売されている乾式製粉のはるみ米の米粉の半分以下の粒度まで細くしました。米由来の甘みが際立つしっとりとした食感が特徴で、小麦アレルギーの方も安心して食べられる商品です。
スコーン5種・マフィン5種・クッキー5種、その他に親交のある老舗の酒蔵「泉橋酒造」の麹の甘酒を使用したコラボチーズケーキも販売することになりました。
成果・今後の展望
立地を検討した時に、比較的規模の大きい幼稚園の目の前を確保することができたこともあって、狙い通りオープンと同時に毎日売り切れが続いています。地元ケーブルテレビ他、様々なメディアにも露出することができ、人気の更なる高まりも期待できます。今後は、焼き菓子の内容を進化させ、コーヒーを意識した日持ちし、お土産になるような商品の考案に取り組む予定です。
相談者の声
企画の段階から相談できて助かった。物件を探すところも支援いただき本当に感謝しています。デザイナーさんとの出会いも大きかった。自分たちではあそこまでクオリティの高いトータルブランディングはできなかった。今は、まだ珍しいこともあり、顧客は来てくれるが、これからが本番と思って精進したい。

