Case Study 事例

2023.02.14事例

【ブランディング支援】老舗のバーがコロナ禍を乗り切る新店舗展開『HATIS COFFEE~焼菓子と珈琲』オープン

「Bar HATIS」の運営、コーヒー豆のオリジナルブレンド商品“とびきり厚木ブレンド“の拡販などで日頃よろず支援拠点にご相談いただいてました。今回はコロナ禍でも揺るがない、もう1本の事業の柱を作りたいとのこと。相談者の妹さんがパティシエの経験を持つことを活かし、テイクアウト中心の焼き菓子とコーヒーのお店を企画することになりました。

『HATIS COFFEE~焼菓子と珈琲』厚木から首都圏へ  

 コンセプトとしては、厚木だけで終わらない。厚木から首都圏へ飛び出していけるようなブランドを作ろうと提案。厚木市民の誇り、自慢、そんなことを将来は喚起できるようにしたい。ターゲットは厚木在住の「若いママと小さな子供」厚木は子育て支援が手厚く、近隣から厚木に移住する若いファミリーも多い。県内でも厚木は子育ての街という認識もある。そこで厚木にマッチしたターゲット「若いママと小さな子供」を設定した。  首都圏に飛び出すことを考えるとデザインは最重要課題、店舗、ロゴ、WEB、パッケージなど、トータルに対応できるデザイナーを紹介した。お店の考え方として厚木を前面に出したい。よって、厚木産はるみ米を使用した米粉焼菓子は、滑らかな口あたりを目指し、厚木市内で販売されている乾式製粉のはるみ米の米粉の半分以下の粒度まで細くした。米由来の甘みが際立ち、しっとりとした食感が特徴。グルテンフリーのため小麦アレルギーの方も安心して食べられる。スコーン5種・マフィン5種・クッキー5種、その他に親交のある老舗の酒蔵「泉橋酒造」の麹の甘酒を使用したコラボチーズケーキも販売する。  立地を検討した時に、比較的規模の大きい幼稚園の目の前を確保することができた。狙いは当たり、オープンと同時に毎日売り切れが続く。 地元ケーブルテレビ他、様々なメディアにも露出することが出来、今も賑わいは続く。今後は、焼き菓子の内容を進化させ、コーヒーを意識した日持ちし、お土産になるような商品を考えていきたい。

※相談者様の声

 企画の段階から相談できて助かった。物件を探すところも支援いただき本当に感謝しています。デザイナーさんとの出会いも大きかった。自分たちではあそこまでクオリティの高いトータルブランディングはできなかった。今は、まだ珍しいこともあり、顧客は来てくれるが、これからが本番と思って精進したい。

支援先企業名 ハティスプロダクト合同会社
支援先企業URL https://coffee.hatis.jp/