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こだわりを前面に出した競合との差別化で、Webでの新販路開拓に成功

事業者情報

企業名
株式会社ヤエザワ
所在地
横浜市青葉区荏子田1-1-5
業種
製造業
相談内容
売上拡大

当社は横浜を拠点にして、アパレル・舞台衣装・インテリアなど、様々なジャンルのテキスタイルや布製品の製作している。

横浜の地場産業としての歴史と技術を継承しており、高い発色性と表現力、丁寧な縫製技術が強みである。

現状・相談のきっかけ

当社は、これまで以前の取引先からの依頼や紹介による顧客獲得が中心でしたが、新型コロナウイルスの影響により、催事で利用する製品制作や美術館からの依頼が減少してしまいました。そこで、新規顧客の獲得を目指してWebの効果的な活用について相談が寄せられました。

課題内容

当社の製品は、ロット数や価格面では競合他社よりも厳しいものの、細部にまでこだわったデザイン性や素材に合わせた染色ができるといった品質面に強みがあり、既存顧客からも品質面など染色技術を評価されていました。

しかしながら、こうした優位性を効果的に発信できておらず、特にWebでの発信では、安価な商品を販売する競合他社の情報に埋もれてしまい、当社の技術を欲しているユーザーに適切に情報を届けることができていませんでした。

支援内容

Webターゲットの明確化と情報発信内容の深化

BtoB、BtoCともにWebでの情報発信、顧客獲得を目標とし、ターゲットに合わせて当社が有する実績、技術、こだわりが伝わるようコンテンツの整理を行い、顧客が興味を持っている内容を掲載するように改良を進めました。その際に、過去の取引状況などから、当社のどの部分に魅力を感じているかを分析するなど、客観的な情報も活用しました。

また、より広範にPRするため、有料Web広告も利用することでターゲットとする顧客にリーチする広告メッセージを作成しました。

ポイント

競合他社と差別化できるポイントは明確であり、顧客ニーズに合った点が多かったため、いかに見つけられやすく整理し情報発信をするかに主眼を置きました。

Webサイトの改良では効果が出るのに期間を要することが多く、すぐにアクセスデータから改良ポイントを見出すことができないことも多いため、相談時点での取引先など直接意見を募るなど、運用・改良の精度を高めて継続することにも注意しました。/p>

成果・今後の展望

Webからの顧客獲得はこれまでありませんでしたが、今回の取り組みにより、毎月コンスタントに依頼を受けることにつながっています。すでに数百万円単位での受注も獲得できており、広告にかけた費用と比べてもかなりの利益につながる見込みです。今後も、広告活用の強化も含めて取り組んでいきます。

相談者の声

新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ売上回復を目的にWeb集客へ取り組み始めましたが、想定以上の売上獲得につながったと感じています。Webサイトや広告には、まだ改良の余地があると感じており、今後さらに取り組みを進めていきたいと考えています。

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